2013年5月9日木曜日

ヴィクトリアマイルの有力馬について。

ども、たかきです。

今週はヴィクトリアマイルですね。
人気どころは、ヴィルシーナ、ハナズゴール、サウンドオブハート、ドナウブルーといったあたりになるんでしょうか。
ドナウブルーは近2走の走りから評価を落としそうですが。
昨年の覇者、ホエールキャプチャも同様にこのレースを勝利して以来、以前の安定感がウソのように2桁着順が続いています。
ダートも試しましたよね。走る気を失っているようですね、どうも。

雨中のエリザベス女王杯を制したレインボーダリアは前走のマイラーズCで7着ですが、骨っぽいメンバーの揃ったマイル戦で休み明け、叩きの状態での結果なら悪くはないですね。勝ったグランプリボスとも0.3秒差ならマイルにも目処はたったというところでしょうか。
もし、馬場が渋れば厚めに印を打ちたい一頭ですね。

ヴィルシーナも前走は古馬の一線級と激突した大阪杯でした。ジェンティルドンナの影響か、安定感を評価されてか、4番人気とメンツを考えると過剰ともいえる人気だったのかな、と思います。結果は6着。前走時の調教を見ても明らかに叩きの意味合いの強い一戦だったように思いますし、何よりもこのタイトルは欲しいところでしょう。1番人気にはなると思いますが抜けた人気にはならなそうですね。とはいえ、牝馬相手なら信頼はできるのではないでしょうか。

先週感動のGⅠ制覇を果たした柴田大知騎手はマイネイサベルに騎乗。マイネイサベルの父はテレグノシス。今年はローエングリン産駒が皐月賞を制し、スズカフェニックス産駒がNHKマイルを制しました。すでに用途変更されたテレグノシスですが、今年のこの流れは期待してもいいかもしれません。笑
テレグノシス自身もNHKマイルの覇者。その父トニービンの血が騒げば、マイネイサベルにも勝機ありとみます。当日外差しの馬場なら要注意ですね。

注目しているのは、阪神牝馬Sからの4歳馬3頭。
・サウンドオブハート(1着)
・イチオクノホシ(2着)
・ハナズゴール(4着)
です。

サウンドオブハートは桜花賞後、長期休養を挟んで復帰後は4戦3勝。東京コースをこなせるか、左回りがどうか、がひとまず課題でしょうが、新馬は新潟で勝ち上がっていますし、問題なくこなせるはず。連勝中、というのが何よりの魅力。前走はスローペースの中を中段でしっかり折り合っての快勝。人気や競馬の派手さこそハナズゴールに劣りますが、この馬の力も相当しっかりしているのでは。軸候補筆頭ですね。

イチオクノホシは勝ち味に薄いところがあり、軸にはしづらいものの、末は確実にいい脚を使いますよね。同条件で施行される3歳時のクイーンCもヴィルシーナの2着に来ていますし、前走の阪神牝馬S同様、スローペースの切れ味勝負になれば頭まで考えておきたいところです。

切れ味といえば、ハナズゴールですね。京都牝馬S時点ではヴィクトリアマイルの本命はこの馬以外ない、と思っていました。
ただ、この馬の場合は体調面であったり、芝の状態(前走の敗因は明らかに雨でしたよね)であったり条件がいろいろ付帯します。一言でいえば面倒くさい。笑
日曜日の天気はいかがでしょうか。崩れる、という予報もあって・・何よりも運のない馬ですから、まずは天気、芝の状態という自身ではどうにもならない要素をクリアして欲しいところです。直線の長い東京はベスト舞台だと思います。

これにヴィルシーナ、復調気配のジョワドヴィーヴルを加えた4歳馬のボックスでも買うかぁ、と水曜段階ではぼんやり考えたりしてます。
4歳が強いレースですしね。笑
昨年も4歳の一番強いであろうホエールキャプチャにディープ産駒のドナウブルーとマルセリーナだけでいいや、と投げやりなきもちで馬券を購入し、少ない点数で儲けさせてもらったなんとも思い出深いレースですし。笑

最後に気になるデータをおひとつ。こういうのは気にしたら終わるのですが。笑
【柴田善臣騎手とヴィクトリアマイル】
※ヴィクトリアマイルは2006年から施行されたJRAのGⅠで歴史の最も浅いレースです。

2006年 コスモマーベラス  4着  16人気
2007年 アサヒライジング  2着  9人気
2008年 騎乗馬なし
2009年 ショウナンラノビア 3着  7人気
2010年 騎乗馬なし
2011年 騎乗馬なし
2012年 キョウワジェンヌ  4着  11人気

勝利こそないもののこれって凄い相性ではないでしょうか。5人気内なしで4着以下なし。一桁人気なら馬券内、という。
今回は一桁人気にはなるであろうレインボーダリア(5人気くらい?)です。
さぁ、みなさまどうしますか?笑

では。動画は阪神牝馬Sです。