2013年5月21日火曜日

ダービーウィーク。心の名レースについて。

ども、たかきです。

競馬好きなら心躍るダービーウィークです。

現在、JRAのHPで「現役ジョッキー118名が選ぶ 日本ダービーベストレース」なるものを見ることができます。
競馬好きであればそれぞれの思い出のレースがあると思います。
馬券的に、あるいはレースの内容から。
特に競馬関係者の最大の目標であり、その競走馬にとって一生に一度の日本ダービーであれば尚更のこと。

サイトではベストレース第1位はディープインパクトの日本ダービーになっていますね。
ベストホースであればディープインパクトで問題ないのですが、個人的にはベストレースではない気はします。笑
この時は大学生ですでに毎週のように馬券を買い、ギャンブルとしての競馬にどっぷりハマっていました。
ディープの時は、ディープが勝つか、というよりもどういう勝ち方をするのかを当時、バイト先の競馬好きの先輩と話していたのを覚えています。
レースは京都新聞杯勝ちのインティライミ早めに先頭に立ち、例年なら勝っただろという競馬をしたものの、最後は“とんだ”と形容されるディープの末脚に屈しましたね。ディープが抜けて強い。それを証明してみせたレースだったように思います。
強いなぁ、という感想は持ちましたし、ディープの前途に心躍りましたが、一頭ちからがぬけすぎてましたね。

では、私のベストダービーは?といいますと。
このランキングで5位になっています、アグネスフライトのダービーです。
小学生の時から競馬なるものを認識しまして、大きなレースだけは見ていました。これはダビスタの影響ですね。笑
このレースの時は中学生のときでしたね。
皐月賞を制した武豊鞍上のエアシャカールと17度目の挑戰の河内洋騎手(現調教師)のアグネスフライトの一騎打ち。
フジの三宅アナウンサーの名実況「河内の夢か、豊の意地か!!」も印象的です。
武豊騎手は当時、スペシャルウィークでダービー初制覇(98年)し、続く99年にアドマイヤベガで史上初の連覇を達成していました。まさに競馬は武豊という時代でしたね。
対する河内洋騎手はすでにベテランの域に達し、数々のGⅠを勝っていた当時のトップジョッキーの一人。でもダービーには縁がなかったんですよね。
また、人間模様的にも河内洋騎手は武豊の兄弟子にあたる、などドラマの多いレースだったように思うんです。
当時は、ギャンブルとしての競馬というよりはスポーツとしての競馬として見る部分が多かったので、そういう背景に心動かされることが多かったですね。
懐かしい。

レースは今みても面白いです。

エアシャカールは道中は後方3番手あたりからの競馬、対するアグネスフライトは最後方からの競馬でした。
ゆったりと流れるペースの中、大ケヤキのあたりからじわじわ先行集団にとりついていくエアシャカール。4コーナーの時点ではエアシャカールの2冠は間違いないと思いました。直線を向いて、エアシャカールが抜けだしたところをさらに外からアグネスフライトが強襲!!最後はハナ差の名勝負になりました。
見たことあるわ、という方も見たことないっていう方もぜひご覧ください。

ダービーウィークですからね。過去の名レースを見返すのも乙なものでしょう。

ちなみに、京都新聞杯の勝ち馬がダービーを制したのは後にも先にもアグネスフライトのみ。さて、今年のキズナはどうなりますか。

では。
アグネスフライトのダービーです。