2013年4月19日金曜日

エッグビアを飲んで、アルフィーに感動して、競馬ニュースを見て、思うこと。

ども、たかきです。

先日、博多駅くうてんの10FにあるA&Kという小洒落たお店でお酒をいただく機会がありました。
エッグビアというビールに卵黄を入れるというビールの爽快感が損なわれること甚だしい飲み物をいただき撃沈いたしました。
他にもミントビアであったりハイジ(ヨーグルトとビール)であったりの珍しいビールもありましたし、
あんまり普段ビールを飲まないのですが、おいしいと感じてついつい飲み過ぎました。

飲み過ぎて、帰宅を諦めてバスセンターのネットカフェにいき、久しぶりに優駿の門を読んでいました。
いま読んでもアルフィーの話に感動しますよね。読んだことない方はぜひどうぞ。

優駿の門を読んでて、中学生の時は気にしなかったものの、気になったこと。
それはアルフィーが皐月賞に向けて厳しい調教を積む中で陣営が目標にしたラップタイムです。

ラップ平均「11.8」で走る!というものでした。

平均11.8で走ると皐月賞の勝ちタイムは1.58.0になります。このタイムで走れば、どんな馬にも負けようがない、ということらしいです。

中学生当時はこんな細かい数字まで見てなかったですからね。
今になって思うと作者も現実の競走馬がこのタイムで皐月賞を走破するとは考えていなかったのでしょうか。

そう。1.58.0は先日の皐月賞の走破タイムですね。
化け物じみた強さ、賢さのアルフィーに現実世界の競走馬が追いついた、ということです。笑

トレーニング技術の向上や馬具の進化など挙げられるのでしょうが、やはりこんなタイムで走破できるのは、
馬場を良好な状態に保つことができる技術の進化が最も大きい、といえるのでしょうか。
当時は「高速馬場」なんて言葉で競馬が語られることはなかったと思うのですがどうなんでしょう。

もはや馬券を予想する上でこの「高速馬場」に対応できるのか、を考えないことはナンセンスになっています。

オペラハウスを父にもち、私も現役時代に好きだったメイショウサムソンも種牡馬としては初年度大いに苦しみました。
条件戦で距離が伸びて、2勝目をあげる馬も現れましたが現役時代の成績を考えるとさみしいものですね。
まぁ、父オペラハウスがテイエムオペラオーやサムソンを出したように大物出しでしたから、このサムソンにもまだ期待したいですが、
入れ替わりの激しい種牡馬競争の中で何年もこの状況が続くのはよろしくないので、2年目以降、なんとかクラシックに乗れる馬を期待したいですが。

ちょっと脱線しました。

その「高速馬場」ですが、果たしてメリットがあるのか、と。

もはや掲示板にレコードと出ても誰も喜んでなく、すこーし冷めた気持ちになってる気がするのですがね。笑
私は少なくともそうです。

なぜか。

怪我がこわいからです。

サラブレットは速く走るために配合を重ねられた種である以上、脚も細いですし、速く走る代償として怪我はつきものです。
幻の三冠馬と呼ばれたフジキセキやアグネスタキオン、古くはトウカイテイオーなどなど怪我に泣かされた競走馬は数多いですよね。

「高速馬場」と故障、に関しても専門家の間でも相関関係のあるなしについては意見が分かれているようですが、一ファンとしてはやはり「ある」のではないか、と思ってしまうんですね。

昨年のダービーでも
1、ディープブリランテ(イギリス遠征後故障判明➔引退)
2、フェノーメノ(現役➔日経賞制覇)
3、トーセンホマレボシ(レース後故障判明➔引退)
4、ワールドエース(レース後故障判明➔長期休養)
5、ゴールドシップ(現役➔菊花賞、有馬記念など制覇)

というように今後が期待される馬の故障が目立ちました。
まぁ、こうしてみると怪我した3頭はディープインパクト産駒、現役バリバリなのはステイゴールド産駒、ということでディープインパクト産駒の体質が弱いのではないか、という仮説もたつし、実際にステゴ産駒は体質も強くて、ディープ産駒は速いけど脆いというのが定説になりつつある気はします。

これを全て高速馬場のせいにはできないのかもしれませんが、数年前には考えられなかったタイムで走破してきて脚への負担は変わらない、ということはないのではないか、とも思うんですね。

そんな中、アルフィー並のレコード決着となった皐月賞組からも残念なお知らせが。

このブログでも期待してると書いてた2頭が怪我のためダービー戦線からの離脱となりました。
フェイムゲーム(父ハーツクライ)とカミノタサハラ(父ディープインパクト)、です。

残念ですよね。

特にカミノタサハラはダービーでこそ!と思っていましたので残念で仕方がない。
昨年フェノーメノでハナ差2着の蛯名騎手も残念でしょうね。
ダービーはベテラン騎手が順繰りで制覇する、という限りなく事実に近い迷信からも今年は蛯名騎手の順番では、と思っていたのですが。笑

なんにしてもこの「高速馬場」、そろそろ路線を見直す時期に来ていると思うのはわたしだけでしょうか。


今週はマイラーズカップが面白そうですね。骨っぽいメンバーが揃いました。
時間が許せば3重賞とも予想を書きたいと思います。

では。